2024年10月、北海道江別市で当時20歳の男子大学生が集団暴行を受け死亡した強盗致死事件の裁判で、主犯格とされる当時18歳の男への被告人質問が行われ、男は「良かれと思った。ゆがんだ正義感だった」などと、事件当時の心情を語りました。
主犯格とされる当時18歳の男
「言葉を一つも交わしたことのない見知らぬ被害者に良かれと思ったゆがんだ正義感で、人生と命、すべてを奪いました。本当に申し訳ございませんでした」

遺族に向かって震える声で謝罪し、5秒ほど頭を下げたのは、事件の主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男です。
男は2024年10月、別の男女5人と共謀し、江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団で暴行を加え、キャッシュカードなどを奪って死亡させた強盗致死などの罪に問われています。
男は起訴内容を認め、裁判の争点は量刑です。
15日の被告人質問で、男は初めて自らの口で事件について語りました。
約2時間に及んだ執ような暴行については、長谷さんから別れを切り出されていた八木原被告(21)の気持ちを優先していたと説明しました。
主犯格とされる当時18歳の男
「自分は強く八木原に『もう倒れてるし血も出てる、許せよ』と言ったが、八木原は『もっとやって』と。自分が暴行をしないといけないのかと思い続けました」
検察官から「ゆがんだ正義感」について追及された場面では、「トラブルを解決しようとしたのに、気持ちが緩んで暴行に至ってしまった」と説明。
一方、長谷さんが死亡したと知った時の心境については…。
主犯格とされる当時18歳の男
「俺は殺していないから、亡くなったなら、誰かがとどめを刺したんだろうと思いました」
自分の暴行が原因で死亡したとは考えていなかったと語りました。

裁判は16日も続き、男と共に審理されている当時17歳の少年への被告人質問が予定されています。







