気象庁は、北日本から西日本では、9日(日)にかけて大雪に警戒し、8日(土)にかけて暴風雪や高波に警戒するよう呼び掛けています。(7日午前5時21分発表)

 日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本から東日本では日本海側を中心に大雪となっている所があります。

 北日本の上空約5000メートルには、氷点下42度以下の強い寒気が断続的に流れ込み、日本付近は9日(日)にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。

 このため、北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。
【大雪と雨のシミュレーション(9日午前4時まで)】


■雪の予想

北日本から西日本では9日(日)にかけて、日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。
普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。

7日(金)6時から8日(土)6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
・東北地方 80センチ
・関東甲信地方 50センチ
・北陸地方 80センチ
・東海地方 70センチ
・近畿地方 60センチ
・中国地方 60センチ
・四国地方 30センチ
・九州北部地方 40センチ


その後、8日(土)6時から9日(日)6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・東北地方…70センチ
・関東甲信地方…70センチ
・北陸地方…70センチ
・東海地方…70センチ
・近畿地方…70センチ
・中国地方…50センチ
・四国地方…10センチ
・九州北部地方…20センチ


その後、9日(日)6時から10日(月)6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・東北地方…50センチ
・関東甲信地方…30センチ
・東海地方…30センチ
・近畿地方…30センチ