ビジョナリー丹羽悠介 社長
「シンプルに自分がかっこいいと思う人たちを集めて、かっこいい人たちに業界のイメージを変えてもらおうという発想につながっていった。自分の周りのかっこいい人たちというのを周りを見渡したときに見つけたのが、マッチョたちだったという流れ」

2018年には、フィットネスとボディービルの実業団を創設。すると、介護の経験がなくても筋トレに関心のある若者を中心に、人材が集まるようになり、いまでは月平均で90件ほどの応募が来るようになりました。鈴木さんもメンバー入りを目指す実業団。現在、20代の5人が活躍しています。

取材カメラの前に現れた、その筋肉は…
ビジョナリー実業団(セブンシーズ)立見北斗(たつみ・ほくと)さん(26)
「立見北斗です、よろしくお願いします」
立見(たつみ)さんは、全国の猛者たちが集まる大会でグランプリに輝くなど、国内トップレベルの実力の持ち主。普段は介護士の仕事で、自慢の筋肉を生かしています。
ビジョナリー実業団(セブンシーズ)立見北斗(たつみ・ほくと)さん(26)
「ビジョナリーでは、筋肉を社会貢献にというスローガンを掲げているけど、自分が好きでやって、トレーニングして鍛えた筋肉が社会貢献につながるのはすごくいいことだし、これ以上にないこと」

実業団のメンバーになれば、1日の勤務時間のうち、2時間を筋トレに充てることができ、プロテインやサプリメント代として月2万円が支給されます。また大会の遠征費なども会社が負担してくれるなど、選手にとっての環境が整っています。