スルメイカの水揚げは2008年の8924トンをピークに減少し、2018年には1000トンを割り込み、昨シーズンは過去最低の317トン。

今シーズンは11月までに160トンと2023年並みに推移しています。

 4日、函館国際水産・海洋都市推進機構などが主催するオンラインの講演会が開かれ、イカの資源量と今後の予測について専門家は。

国立研究開発法人水産資源研究所 松井萌 任期付研究員
「津軽海峡から道南太平洋で前年を下回り、常磐三陸海域では来遊量は前年を上回るのではないかというのが、これまでの調査結果であったり各地の水揚げ状況を元に判断した予報になります」

日本海側の漁場でも来遊量は、前年および近年平均を下回るとみられ、この先の見通しも厳しくなりそうです。