株主総会が集中する時期を前に、愛知県警はいわゆる「総会屋」を取り締まる特別警戒本部を設置しました。
愛知県警本部では8日、暴力団などを取り締まる捜査4課の部屋の前に、「株主総会特別警戒本部」の看板が掲げられました。

警察はのべ290人の態勢で、総会当日の会場の警戒にあたるほか、総会屋による企業への金銭の要求などに対する取り締まりにあたります。
愛知県内の上場企業のうち、およそ7割にあたる156社が、5月と6月に株主総会を開催する予定です。

新型コロナウイルスの分類が「5類」に引き下げられたことに伴い、株主が直接会場を訪れる総会が増える可能性があり、警察は6月30日まで警戒を続けることにしています。