いよいよ本番 与えられたチャンスは1人2回のみ
午後1時、大勢の見物客が集まってきました。
ことしは16歳から29歳までの6人の男性が挑戦。この日、与えられたチャンスは、1人2回のみ。蛭川さんの両親や姉も心配そうに見守る中、いよいよ本番です。




一回目の挑戦は、他の挑戦者も全員失敗に終わります。

そして…、2回目も失敗。





(家族)「良いところを見せることができなかったのが非常に残念ですね。上がる上がらんは別として、この祭りに坂に挑戦する息子の勇気自体が驚くほど男らしかったですね。悔しいです。これが多度祭りなんです」

そして、蛭川さんの目にも涙が。この日、成功した人はいませんでした。

上げ馬神事は5月5日も行われ、蛭川さん、最後の1回にすべてをかける覚悟です。

(蛭川和哉さん)
「悔しいより本当申し訳ないのが強いですかね。(あしたは)絶対何がなんでも上げたい。絶対上げます」
