岐阜県のケーキ店兼住宅が焼けた放火とみられる火事で、新たに男性1人の死亡が確認され、死者は3人となりました。男性は駐車場で見つかり、警察が当時の状況を調べています。
警察によりますと、5日午後9時ごろ、本巣市のケーキ店「さんらいず」で、「人が刺された。ガソリンをまいている。火事になっている」と、建物の中にいた人から110番通報がありました。火災の発生時、ケーキ店は閉まっていて、建物の2階の住宅部分では、店のオーナーや知人ら11人が集まっていました。

この火事で、鉄骨2階建ての店舗兼住宅およそ300平方メートルが焼け、焼け跡からは建物の1階で男性の遺体、2階で女性の遺体が発見されました。
また、60代と70代の男女3人が救急車で病院に搬送、残りの6人は救助され手当を受けました。
病院で治療を受けていた瑞穂市に住む葬儀会社の役員、林寛至さん(70)は、6日午前6時半ごろ死亡が確認されました。

亡くなった林さんの自宅近くに住む人「(林さんは)自治会長を立派に務めていた。ケーキ店「さんらいず」は、葬式を林さんの葬儀会社でやると、10%引きになるつながりを持っていた」
林さんを知る人「びっくりした。何が起きたのか。まさか「さんらいず」に行っているとは知らなかった」

林さんは、救急搬送前、駐車場で見つかったということで、警察は、なぜ林さんだけが建物の外で見つかったのかなどを調べるとともに、集まりに参加していたいずれか1人が火をつけたとみて捜査しています。