山中に眠る素掘りの廃隧道

妻良地域から北上し、「東條(とうじょう)トンネル」に続く「田面(たづら)トンネル」手前には、妻良と子浦を行き来するのに使われていた廃道への分岐があります。
その道を奥へ進むと古い石積みが現れ、「石段が横にあるので、畑な気がする」と石井さん。上には平場があり、「おそらく、2世代の道が交差しながら続いていると思う」と言います。さらにその先には…

(道マニア・石井あつこさん)
「言葉にならないぐらい立派な切り通しがある。なるべく平たんに攻略したかったんだと思う。少なくとも、『南豆風土誌』が書かれた大正3年よりあとに造られたのでは」
西洋技術を取り入れた土木・建築工法“西洋普請”で開削したいと願っていた道は、幅が狭く険しい廃道だと思い現地を訪れた石井さん。

ところが、前月に探索したところ、その開削後に造られたと思われる幅広い別の道も見つかり、思いがけない発見に興奮を抑えきれなかったそうです。そして、この廃道の先に前回の探索以来、疑問に思っている場所が。










