正月を前に三重県紀北町で「幻のカキ」と呼ばれる「渡利カキ」の出荷が最盛期を迎えています。

紀北町の特産「渡利カキ」は大台山系からの水と熊野灘の海水が混じり合う汽水湖の白石湖で、8軒の業者が養殖しています。

漁場が狭く生産量が少ないことから「幻のカキ」とも呼ばれ、臭みが少なく濃厚でクリーミーな風味が特徴です。
現在、年末年始に向けた出荷がピークを迎えています。
(ロッジ山水 上地建一郎さん)
「ことしは水温が高くて身は小さいが、年が明けたら、だんだん寒くなってきてプリプリしたカキになるので。よろしくお願いします」

出荷は来年3月ごろまでで、年内は地元に出荷し、注文販売は年明けから始めるということです。