三重県伊勢市で地元の小学生が、伝統野菜「横輪いも」の収穫を体験しました。

横輪いもは、もっちりとした粘りと濃厚な味が特徴の山芋で、伊勢市横輪町で栽培される伝統野菜です。

きょうは、朝から地元の小学4生18人らが横輪いもについて説明を受けた後、ことし5月に自分たちで植え付けした横輪いもを収穫しました。子ども達は、茎を傷つけないよう丁寧にスコップで根を切るなどして掘り起こしました。

掘り起こされた横輪芋はすりおろされ、濃い甘さの出汁と柔らかい麺が特徴の「伊勢うどん」にかけられ、子どもたちに振る舞われました。

横輪芋の収穫は12月末まで続き、約4.5トンの出荷が見込まれています。