爆竹を鳴らしてクマ対策

しかし、再びクマの目撃情報が入るようになり警戒が必要になったのです。

そこで、花火師がとった対策は…

(村瀬煙火 村瀬功 専務取締役)
「主に音、音楽をずっと流したり。爆竹を定期的に鳴らして、音で近寄ってこないよう対策をしている」

朝の9時から夕方にかけ、約1時間おきに「爆竹」を鳴らします。

休憩中は車内で待機するなど、スタッフの安全第一で花火の準備を進めました。

(村瀬煙火 村瀬功 専務取締役)
「クマの対策をする日が来るとは思わなかった」

(観光客)
「打ち上げてくださっている人たちの苦労の分もあって、ありがたい限り。本当にいいものを見せていただいたと感じる」

これまで花火大会の心配と言えば天候でしたが、前代未聞のクマ対策を迫られた飛騨高山。

山の環境の変化でクマの出没が増える中、花火大会にまで影響が出た形です。