手術で治療をする「外科医」。その仕事を体験する授業が名古屋の小学校で行われました。背景には外科医を巡る「ある課題」が。

きょう名古屋市東区の東桜小学校で開かれた出前授業。その講師を務めたのは手術で病気を治す外科医です。参加した5年生の児童たちは、実際に医師も使うシミュレーターで手術の体験をしたり、練習用のキットを使って傷口を針と糸で縫合する体験をしました。

そえだ腎・泌尿器科クリニック 副田雄也 院長(39)

この授業の狙いは外科医の仕事に興味を持ってもらうこと。児童からは早速こんな質問が。

(児童)
「医者になるためには、どうしたら良いですか?」
(そえだ腎・泌尿器科クリニック 副田雄也 院長)
「今はとにかく色んなことを体験したり、熱中することを大事にしてください。興味があったら、お父さん・お母さんと話したり、糸結びの練習をしたりして、ちょっとでも外科に興味を持ってもらえたら嬉しい」