福岡のラッコ「リロくん」が17歳で死んでしまう

福岡市の水族館「マリンワールド」で、オスのラッコ「リロくん」が17歳で死んでしまいました。
国内では、ピーク時には122頭のラッコが飼育されていましたが、絶滅危惧種として国際取引が規制されて減少。

リロくんが死んで、国内の水族館で飼育されているラッコはメイちゃんとキラちゃんの2頭だけになったのです。飼育下のラッコの寿命は20歳前後。現在、メイちゃんが20歳、キラちゃんが16歳です。南さんは、健康管理に常に気をつかいます。

(鳥羽水族館飼育係 南理沙さん)
「(エサは)鮮度のいいもの。乾燥しているところは極力、丁寧に省いてあげている」
1日に食べる魚介類はメイちゃんは3.4キロ、キラちゃんは4キロほど。傷んでないか、しっかり確認して与えています。

(鳥羽水族館飼育係 南理沙さん)
「『キラ』は好き嫌いが激しい。(キラは)貝とイカとエビが少しとホタテの4種類だけ。『メイちゃん』はそれに加えて、カニとカジキとタラも食べる。結構グルメなんじゃないかな」
鳥羽水族館では、南さんを含め5人体制で2頭を飼育しているということですが…