三重県紀北町で、正月飾りなどに使われる葉ボタンの出荷が最盛期を迎えています。

鮮やかな紫に色づいた葉ボタン。
葉ボタンは、キャベツを改良した観葉植物で、正月の生け花や門松の飾り付けなどで親しまれています。

三重県紀北町の「かきうち園芸」では、色あいや葉の形などが異なる12種類の葉ボタンを栽培していて、需要が高まる年末年始に向けた出荷作業に追われています。
ことしは暖かい日が続いた影響で色付きが遅れ、平年より10日ほど遅れて11月中旬に出荷が始まりましたが、このところの寒さで鮮やかに仕上がっています。

作業は年末まで行われ、約7000鉢を三重県内や愛知の市場に出荷するということです。