三重の伝統工芸・「萬古焼(ばんこやき)」とつながりの深い、ジンバブエの駐日大使と面談です。
三重県庁にやって来た、スチュアート・ニャキョチョさん。アフリカ南部の国、ジンバブエの駐日大使です。


ジンバブエは、四日市の名産「萬古焼」と深いつながりのある国です。
ジンバブエが原産の「ペタライト」という鉱石は、耐熱性を高めるために使われるのですが、その鉱山を中国企業が買収した影響で、おととしから輸出が止まり入手が困難になったのです。


ジンバブエ側との調整で、ことし3月からは品質確認のためのサンプル品を再び輸入できるようになったということですが、三重県の一見勝之知事は…
(三重県 一見勝之知事)
「萬古焼にとってペタライトが、いかに大事か感じてもらえたと思います」

大使は、萬古焼の製造メーカーの担当者らもジンバブエの鉱山を訪れ、交渉を重ねていくことが大切だと話しました。
