三重県の伊勢神宮で全国の造園業者が苗木を奉納する「造園感謝祭」が行われました。

この造園感謝祭は、全国の造園業者らが日頃から親しむ樹木への感謝の気持ちを捧げ、造園業の益々の発展を願おうと伊勢神宮へ苗木を奉納しているもので、今年で48回目となります。

伊勢神宮内宮では、造園業者らが高さ約3.3メートルのアカマツの木をかごに乗せて担ぎ、宇治橋を渡って神楽殿(かぐらでん)へ向かいました。

(日本造園組合連合会 竹内誠一さん)「48年間いろいろな形で奉納していたと思うが、その形を次に受け渡すよう一生懸命やっている」

奉納されたアカマツは、内宮の神域に植えられるということです。