感染が急拡大している第7波。
診察にあたる内科の医師は、「第7波の新型コロナ患者には、第6波とは違う特徴がある」と話します。
武本クリニック 武本祐 院長
「一般的な風邪症状や味覚障害といったものが新型コロナ感染症としての特徴だったと思うんですけど、それと合わせて発熱や関節痛といった、インフルエンザに似たような症状を訴えられる方が多い印象です」
鳥取県米子市内のクリニック。
第6波の時の患者は、風邪症状や無症状の患者が多かった一方、第7波では症状が出ている患者が多い印象で、高熱や関節痛、悪寒、頭痛などインフルエンザに似た症状を訴える患者が多いと言います。
感染拡大が続くことで、懸念されるのが…

武本クリニック 武本祐 院長
「家族内感染も目立ってきているので、エッセンシャルワーカーといわれる色んな職業、もちろん、医療従事者もそうですけど、そういった方々が仕事ができない状況になってしまうことで、それによる医療情勢のひっ迫も懸念されるのかと思います」
検査キットの不足も現実味を帯びていて、クリニックでは危機感を抱いています。