体調不良を理由に衆議院議長を辞任する意向を示した島根1区選出の細田博之議員ですが、次の衆議院議員選挙に立候補する意向が5日、地元の議員らに正式に伝えられました。
細田衆院議長をめぐっては先月、脳血管に問題が見つかり、予防的治療のため入院した健康不安などで議長を辞任する意向を示していて、次の衆院選へ立候補するかに注目が集まっていました。
5日非公開で開かれた自民党島根県連の常任総務会では、4日東京で細田議長と面会した細田重雄県連会長から、近々、衆議院議長を辞任することと、次の立候補についての細田議長の意向が伝えられました。
自民党島根県連・細田重雄会長
「当然でございますけど国家のため、島根県政発展のため、その他諸々の諸課題の解決に先頭に立って頑張るんだという気持ちから、議員は続けてやらして頂くと。併せて次期衆議院議員選挙には強い気持ちで県民の負託を頂いて立候補をすると。」
4日面会した細田議長は大変元気で、改めて立候補の意向を伝えられたということです。
考えを聞いた自民党県連の議員から異論はなく、一致協力して選挙戦に当たることが確認されたとしています。
自民党島根県連・細田重雄会長
「統一教会の問題、あるいはセクハラの問題につきましては13日の記者会見に合わせて、この問題についての記者会見も行うと。」
細田議長は立候補を決意する経緯や旧統一教会をめぐる疑惑報道などについて、13日に東京で、28日には松江市で会見を開いて説明するということです。
細田議長が立候補を改めて表明したことを受け、島根1区に立候補を表明している他の候補予定者は。
立憲民主党・亀井亜紀子さん
「県民の皆様がどういう風に決められるのかなということで私はただ真っすぐ前を向いて準備を進めて行きたいと。」
日本共産党・村穂江利子さん
「とにかく有権者の声に寄り添った政策を実現するために精一杯党を挙げて頑張る、私も頑張るという所には変わりない。」
両者とも、まずは議長辞任により旧統一教会問題などで説明責任を果たすよう求めています。















