最近、帯状疱疹ワクチンのCMをよく見かけませんか?
実はこの夏、鳥取県米子市内の皮膚科医院では帯状疱疹の患者が特に多く、ワクチン接種希望者も増加しているそうです。帯状疱疹ワクチン、接種すべきなのでしょうか。
「帯状疱疹」。
水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、皮膚に痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
米子市内の皮膚科医院ではこの夏、帯状疱疹の患者が特に多かったといいます。
しみず皮膚科医院 能美晶子 院長
「7~8月はよく帯状疱疹の患者さんに出会っている気がします。この1~2週間は、1日1~2人は出会っていると思います」
帯状疱疹の原因は、子どもの頃にかかった水ぼうそうが治った後も体内に潜伏しているウイルスです。
ストレスや疲れ、免疫力の低下などにより、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症。高齢になるほど発症しやすい傾向があるといいます。