新年度が始まって1か月余り。
新生活に慣れる一方で、様々なストレスが表面化する時期でもあります。
こうした中、鳥取県米子市の高校では、コミュニケーション力について学ぶ研修会が開かれました。
そして、この時期注意したいのは「五月病」。今年は例年にないある特徴があるといいます。
10日、米子市の米子西高校。

髙塚人志 講師
「コミュニケーションはお互いの考えや気持ちを理解し合うこと。違いを無くして一つになることじゃない」
1年生に向けて行われたのは、「コミュニケーショントレーニング研修会」です。

最近では、多岐に渡るストレスや他者とのコミュニケーションに悩み、自己肯定感を持ちにくい高校生が増えていると言われます。
内閣府が行った意識調査の結果では、「いまの自分が好きか」という質問では、15~19歳の63%が「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答している一方、「自分らしさを強調するより、他人と同じことをしていると安心だ」という項目に関しては、58.8%が「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答しました。
年齢層が低いほど、その意識が高い傾向がみられます。


研修会は、自分のことを好きになりコミュニケーション力を培ってもらいたいと開かれ、話し手と聞き手に分かれるペアワークなどが行われました。
参加した高校1年生
「高校は部活でも先輩との関係とか上下関係が厳しいので、コミュニケーションをしっかりとっていけるようにしたいと思います」
参加した高校1年生
「これからも初めてのこととかたくさんあると思うので、挑戦していきたいと思います」

一方、コミュニケーションに悩むのは学生だけではありません。
ゴールデンウイーク明けのこの時期、注意が必要なのが…。
武本クリニック 武本祐院長
「頭痛やだるさといった身体的な要素、あるいはメンタルとか精神的な不調、そのあたりの総称が『五月病』」

新たな環境での生活をスタートさせる人が多い4月。
1か月ほど経つと心身の疲れがたまってしまう…、これがいわゆる「五月病」です。
その「五月病」、今年は例年との違いがあるそうです。
武本クリニック 武本祐院長
「4月の終わりから5月にかけて、かなり寒暖差が大きい日があったので、そのあたりは影響しているかもしれません。また、直近では新型コロナが5類に移行しましたので、それに伴う生活様式の変化も影響すると考えられる」

特に、コロナによる行動制限の緩和では、対面でのコミュニケーションが増加。出張や飲み会の機会なども増え、人付き合いに疲れてしまう人も少なくないといいます。
周りからは気づきにくい「心の問題」。お互いのコミュニケーションや上手な気分転換などで「心の健康」を心掛けるようにしたいものです。















