JR伯備線で雪が舞う中保線作業中をしていた3人が列車にはねられ亡くなった事故から24日で17年。関係者が黙とうを捧げ、再発防止をあらためて誓いました。

2006年1月24日、鳥取県江府町のJR伯備線の線路で、雪が舞う中、保線作業をしていた社員3人が特急列車にはねられ亡くなりました。

24日は当時亡くなった3人が務めていた根雨保線管理室で黙とうが捧げられました。

(黙とう)

黙とうのあと安全碑に花を手向け、3人の冥福を祈りました。

JR西日本山陰支社 佐伯祥一 支社長
「伯備線触車事故の反省と教訓を全社員が胸に刻み年間を通じた安全教育ルールの遵守、確認の会話など安全に係る教育と研修をこれからも充実していきたい」

事故から17年、JR西日本中国統括本部は社員6700人のうち半分以上が事故のあとに入社していて、事故を風化させないよう再発防止の教育が続いています。