島根県松江市にある中国電力島根原子力発電所2号機屋外で、2026年2月、冷却ファンに電流が流れ過ぎた際、電流を止め保護する設備で火災が発生しました。これを受け、島根県と松江市などは立入調査を行い、中国電力から、原因や再発防止策などを聞き取りました。
火災が発生した主変圧器冷却ファンの端子箱の中にあった端子接続部分。真ん中の機器に焦げ跡が確認できます。
7日、島根県と松江市、鳥取県などが行った立入調査。
中国電力は、端子箱の鉄製の天板の腐食箇所から塩分を含む水分が流入し、端子接続部分がショートしたことが火災の原因としています。
調査では、実際の火災現場も視察。水の流入を防ぐよう補修された様子を確認したほか、今後は、ファンを取り外して内部の点検を行うといった再発防止策が示され、県や市は中電の対応を「妥当」と判断しました。
島根県原子力安全対策課 原子力安全監視室 田中浩一室長「原因がはっきりしているというところで、それに対する対策も分かりやすいものになっているので、問題ないと感じている」
島根原発では2026年4月、30年以上にわたって原子炉内の燃料を支える金具に、正規品でない模擬品が取り付けられていたことが発覚。島根県や松江市などは、6月も立入調査を行っています。
島根原子力発電所 阿川一美所長「原因を究明した結果を受けた再発防止対策を、ひとつひとつしっかり確実に行って、2度とこういった災害を起こさないように今後、取り組んでいきたい」
中国電力は、8日から、松江市や安来市などでプルサーマル発電についての住民説明会を開催しますが、その中で、発生が続くトラブルについても丁寧に説明するとしています。















