さらに、男が職業運転手であること、運転車両が大型貨物自動車であったことを踏まえ、「一般人に比して高度な注意義務が課されていた」としました。

それにもかかわらず、「何らの安全確認も行わず、白昼、発見容易であった被害者の存在に全く気付くことなく、漫然と本件交差点を左折進行し、事故を起こしたことにすら気付かなかった」とし、その注意義務違反の程度は「顕著極まりない」と断じました。

また、男が運転していたトラックの助手席側窓ガラスや安全窓には、黒色のフィルムが貼られていたことも明らかになっています。

検察側は、男が視認性を犠牲にしていたことを挙げ、「従前から安全な車両運行を行おうという意思が著しく乏しかった」と述べました。