韓国による不法占拠が続く島根県隠岐の島町竹島の問題を国内外に訴えようと今年も22日、島根県松江市で竹島の日記念式典が開催されました。
高市総理就任により初の閣僚の出席も期待されましたが、21回目の今年も政務官の出席となりました。
隠岐の島町 池田高世偉 町長
「本年の竹島の日を迎えるまでに、大きな出来事がありました。『竹島の日、堂々と大臣が出席すればいい』そのような発言を自由民主党・高市総裁がされた時、一筋の光が見えたように思いました」
この言葉から、式典のあいさつをはじめた隠岐の島町長。
しかし、出席したのは、閣僚ではなく古川直季内閣府政務官でした。
隠岐の島町 池田高世偉 町長
「残念ながら、閣僚派遣の見送りは、政府としてのご判断で、外交に配慮されたものと理解をしておりますが、その時期(閣僚出席)は早期に訪れるものと、期待をしているところでございます」
(会場から拍手)
韓国による不法占拠が70年以上にわたって続く島根県隠岐の島町・竹島。
島根県は2005年に「竹島の日を定める条例」を制定。竹島を編入した日にちなみ、2月22日を竹島の日としました。
記者 土江諒
「先ほどから街宣車が回り始めました。竹島資料室周辺では、現在警察による警戒態勢がとられています」
22日は朝から竹島問題の早期解決を訴える団体が全国から会場周辺に集まり、現場には緊張が走りました。
「お前らがどうにかしろや」
「車に気をつけてもらって…」
「ひかれるわけねえだろ」
そんな中、午後行われた式典で島根県の丸山知事は、政府に対し、不法占拠を続ける韓国に毅然とした姿勢で対応するよう求めました。
島根県 丸山達也 知事
「竹島問題の解決に向けた政府の主体的な取組みが速やかに実行されるよう、引き続き、関係者の皆様とともに、強く求めて参ります」
政府から派遣されたのは領土問題を担当する古川直季内閣府政務官。
出席者を巡っては、高市総理が就任前の去年9月、自民党総裁選中に「式典には、堂々と大臣が出席すればいい」といった発言をしましたが、総理就任後にトーンダウン。
14年連続、政務官の出席となりました。
「堂々と大臣が出て行ったらいいじゃないですか」って言ったのはどこのどいつだ!」
「恥を知れ」
司会「お静かに願います」
古川直季 内閣府政務官
「日本政府としては、竹島の領有権を巡る問題については、我が国の一貫した立場に基づき、毅然と対応しつつ、国際法にのっとり、粘り強い外交努力により、平和的に紛争を解決する方針です」
式典には、政務官のほか、与野党の国会議員や一般参加者ら424人が出席。
挨拶に立った国会議員8人がそれぞれに、竹島問題解決に向けた思いを熱く語った後、最後に竹島の領土権早期確立を求める特別決議を承認し、式を終えました。
古川直季 内閣府政務官
Q.政務官出席となった理由は?
「これはやはり、政府内において、諸般の情勢を踏まえて、検討した結果ということ」
隠岐の島町 池田高世偉 町長
「(閣僚に)出席いただければ、国の本気度、そして島民も「このまま灯を消してはいけない」という気持ちを持っていただけるじゃないかという点では、残念だったと思う」
島根県 丸山達也 知事
「こういう問題があって、こういう問題を解決しなきゃいけないということを、国民なり、県民の皆さんにより広く深く理解していただくということからすると、結果論だが、多分、閣僚が来られても来られなくても、注目されたということだと、結果論としては思っている」















