梅雨明け前だというのに夏本番を思わせる暑さ。
18日も山陰各地は30度超える真夏日となりました。
この暑さの中でも元気なのはやはり子供たちです。
18日の山陰地方は南から張り出した高気圧に覆われて晴れ、強い日差しが降り注ぎました。
日中の最高気温は、鳥取33.4度 米子32.6度 松江31.3度など、多くの地点で30度を超える真夏日となりました。
こうした暑さの中、鳥取市国府町の袋川では、生き物が育つ清らかな流れを引き継いでいこうと、小学生がヤマメを放流しました。
近隣の漁協などが育てたヤマメの稚魚は700匹。
国府東小学校の1年生と2年生17人がバケツに入れてもらい、川辺にしゃがみ込みます。
「大きく育ってね。」
子どもたちは代わる代わるバケツのヤマメを川に放しました。
ヤマメの放流は鳥取市国府町総合支所が30回も続けていて、きれいな川を守り自然や命をいつくしむ心を受け継いでいく願いが込められています。
児童
「なんだかうれしい気持ちになりました。」
「ヤマメが大きく元気に育つのを待ちながら放流できたので良かったです。」
暑さの中での放流でしたが、子供たちは冷やしたタオルを首元にあてて、ヤマメに負けないくらい元気いっぱいでした。