岩手県大槌町の林野火災で、現地に赴き消火活動にあたっていた新潟市消防局の隊員が新潟市に帰還し、現場の厳しい状況を4月28日に語りました。

「無事帰隊してきました!」


新潟市消防局で活動報告したのは、緊急消防援助隊の杉本 博一 消防県大隊長と、小林 史明 県大隊指揮隊副隊長です。

28日で発生7日目を迎え、焼失面積が平成以降2番目の1600ヘクタールを超えた岩手県大槌町の林野火災は、未だ鎮圧に至っていません
杉本県大隊長は、新潟県の緊急援助隊の1次隊として4月24日に現地に入り、現場を指揮しました。

「その下は海になっているので気を付けてください。だいぶ急です」
隊員らは急な斜面で草木をかきわけながら放水。
昼夜問わず6時間交代で消火活動にあたっていたといいます。

【緊急消防援助隊 杉本 博一 消防県大隊長】
「山が急ということもあるし、崖になってるところもあるし、そういったところの安全管理面を注意して活動した」

【緊急消防援助隊 杉本 博一 消防県大隊長】
「消火活動は継続しているが、同じ場所で燃え上がることがあるし、燃えた火の粉が飛び散って違う場所で火炎が上がるという、いたちごっこのような状況が続いている」
林野火災が長引く理由の一つに上げたのは、水不足です。
【緊急消防援助隊 杉本 博一 消防県大隊長】
「火種を見つけた時点ですぐ消火できるような環境にない。他の県大隊が応援に来ても、消火栓の水が出ないことも。エリア全体で使っているので水が出ないこともある」

場所によっては海の水を引っ張っぱり、放水していたといいます。
新潟県でも4月26日に、長岡市と魚沼市で林野火災が発生しています。

【緊急消防援助隊 杉本 博一 消防県大隊長】
「山林の火災は同時多発的に多くのエリアで発生するので、地元の消防本部だけでは対応は困難。火災を起こさないため、たばこの投げ捨てや焚き火をしないとか、そういったことも十分注意していただければ」

岩手県に向けては、新潟県内の各消防から2次隊として103人が新たに派遣されています。










