ピッチに立ち続ける重みと、その使命
横浜から欧州、そして国内の名門クラブを渡り歩いてきた歩みは、外から見れば華やかな成功物語に見える。しかし、本人は自らの16年をそう捉えてはいない。
「僕がここまで16年やってきて、逆に…辛いことのほうが多かったかなっていう。本当、ずっと怪我との戦いというか」

「天才」と呼ばれた少年は、いつしか「苦しみを知る勝負師」へと進化していた。
かつての順風満帆なイメージを自ら否定し、泥臭く戦い続ける現在の自分を肯定する。その視線は、今まさに変革の時を迎えている新潟での使命へと向けられている。
「ピッチに立たなければチームの力になれない」
その重みを誰よりも知る男は、理想と現実の狭間でもがく新潟の地で、新たな戦いへと身を投じていく。










