6月に韓国で開かれたヒップホップダンスの国際大会で世界2位に輝いた八戸市の沢上りんか(さわかみ・りんか)さんです。こだわってきたのは「青森から世界へ挑戦」。いま、さらなる高みを目指して動き続けています。

八戸市の沢上りんかさん24歳

軽快なステップを刻み、力強く踊るのは八戸市のHIPHOPダンサー沢上りんかさん24歳です。いまは、2か月に1度、国際大会に出場し、世界に挑んでいます。6月9日からは韓国で開かれた国際大会に出場。事前に曲を知らされず、即興で振り付けを考えその表現力やスキルを競います。沢上さんは、アジアを中心に世界各国から出場した約450人のなかで準優勝に輝きました。

※国際大会世界2位(八戸市)沢上りんかさん
「“地方から世界へ”と自分は掲げていて、準優勝できたのは素直にうれしい」

沢上さんがダンスを始めたのは4歳のとき。ダンスのインストラクターをしている父・光裕さんのレッスンに参加したのがきっかけです。練習を重ねてめきめきと上達し、小学生時代から国内の大会で数々のタイトルを獲得してきました。このキレのあるダンスを見せていたのはなんと、小学2年生のときです。

※父親でダンスインストラクターの光裕さん
「とにかく負けず嫌いで活発。いまも活発なんですけど。できないことをずっとやるというイメージがあった」

一途にダンスと向き合い続けた沢上さんは、さらなる高みを目指して世界に挑戦しています。2020年にはシンガポールで開かれた国際大会で優勝するなど着実に結果を残しています。そのなかでも、沢上さんがこだわってきたのが地元・八戸市を拠点に活動することでした。

※沢上りんかさん
「八戸とか青森県が好きで、青森にいてもいろんなところに行けて活躍できるのを自分が示していきたいというのが一番ある」

沢上さんが選んだ道は、八戸市で父親が経営するダンススタジオ、ONEMOVE(ワンムーブ)でインストラクターとして指導しながら、世界へ挑むことでした。その姿を間近に見てきた生徒たちは。

ダンススタジオ ONEMOVE(八戸市)

※レッスン生は
「ここからでも有名になっていく姿は本当にかっこよくてすごいと思う。私もりんかさんみたいに世界を目指してがんばりたいと思う」

沢上さんはこうした周囲の声を励みに、国際大会への出場を続けるうちにいま、大会でもある変化が起きてきたといいます。

※沢上りんかさん
「海外の大会に行くと、前だったら「ジャパンリンカ」だったのが、「アオモリジャパンリンカ」だったりして、青森をどんどん覚えてもらっている気がする

※MC「アオモリジャパンHIPHOP部門のファイナリストを紹介しますリンカ」

青森県を代表する存在として臨んできた大舞台。沢上さんは、強みとしてきた音楽をユニークに表現するダンスで観客を沸かせ、さらなる高みを目指します。

※HIPHOPダンサー(八戸市)沢上りんかさん
「アメリカで優勝したいというのが一番にある。ダンサーとかではなくても街にいるみなさんは音楽がかかれば踊れちゃうようなフィーリングを持っている。その人たちからインスピレーションを受けながら一緒に踊りたい。優勝したい」

青森で知ったダンスの魅力、そして家族や生徒との絆を支えに、沢上さんは世界の頂点を目指して挑み続けます。

市川キャスター
「沢上さんの青森愛溢れる言葉は嬉しくなりますね。プロのダンサーはイベントが多い東京や大阪を拠点にして活動することが多く、沢上さん自身も一度は移住を考えましたが、青森を選んだそうです。」

高山キャスター
「沢上さんは6月30日(金)から7月2日(日)まで弘前市で開催されるダンスイベント・城フェスに出演したあと、すぐに1か月間、北米を巡りダンス修行するそうです。さらなる活躍、楽しみにしてます。」