プロ野球、青森県七戸町出身の中日・松山晋也投手が自主トレを公開、プロ3年目の今シーズンは「竜のクローザー」襲名を宣言しました。

沖縄の日差しを受けて、柔かな表情を見せる中日の松山晋也投手。中日のチームメート岩嵜投手と福田投手との自主トレを公開しました。その松山投手が行ったのは…。

約1トンの軽トラックをひき、足腰を鍛え抜きました。キャンプインに向けてハードな練習を積む理由は、プロ3年目の“自覚”です。

中日 松山晋也 投手
「(昨季)結果的にはタイトルを取ったが過去は過去。前を向いて人生をまた変えられるように、野球にひたむきに取り組んでいきたい」

昨シーズンは59試合に登板して防御率1.33。2勝3敗41ホールドの成績を残し、最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを初めて獲得しました。

その実績も「過去」と言い切る松山投手は、2025年に新たな目標を掲げています。

中日 松山晋也 投手
「抑えの部分でライデルがいなくなったので、そこは目指してきた部分。50試合が基本線、50試合抑えで投げます」

目指すのは“ドラゴンズのクローザー”です。
巨人に移籍したライデル・マルティネスのあとを継ぎ、絶対的守護神として3年連続の最下位からの脱却、そして14年ぶりのリーグ制覇を目指します。

中日 松山晋也 投手
「僕ができるのはゼロで抑えて帰ってくることしかできない。自分ができる仕事を個人的に全うしてしっかりやることでチームを勝利に導ける。そこをひたむきに一つ一つ段階を踏めば優勝できる」

飽くなき成長を続ける24歳が、ドラゴンズ復活の鍵を握ります。