災害救助法が適用された青森県・津軽地方の10市町村では、原則、国と県が費用を負担した雪下ろしが進んでいます。黒石市では、2mほどの雪が積もった住宅に1人で暮らし、まひで雪かきができない男性が救助を受けました。

災害救助法を受けた雪下ろし作業が行われたのは、黒石市境松の工藤慶二さん(66)の住宅です。

16日は午前8時から委託を受けた業者が作業を始めましたが、雪下ろしをする前に玄関前の車を動かす作業が難航しました。

村上怜生 記者
「こちらの家では2mほど敷地に雪があり、玄関が埋もれてしまっている状況です」

雪下ろしの委託業者
「今年の雪は平年の3倍とは言われていますけれども、それ以上に感じるぐらいの量ですね。1回も雪かきをできない人もいると思うし、そういう状況ですね。ここは」

災害救助法が適用されているのは、津軽の10市町村で高齢者など自力で雪を片付けることができない人が対象となっています。

屋根に倒壊する恐れがある量の雪が積もった場合などに原則、県と国が費用を負担して業者が除排雪をします。

工藤さんは1人暮らしをしているうえ、病気による半身まひで雪かきができません。この1週間は、外へでることもできなかったといいます。

16日は、約6時間かかって屋根や玄関前の雪がきれいに除排雪されて、工藤さんも安どの表情を浮かべていました。

災害救助法を受けて雪下ろしをしてもらった 工藤慶二さん(66)
「家の中に入れるくらいの雪を片付けてもらえると思っていたが、ここまでやってくるれるとは思っていなかった。助かったの一言です。本当にありがとうございました」

災害救助法に伴う雪下ろしは、これまでに10市町村で63件行われています。

申請の受付は五所川原・黒石など4つの市と町が17日まで、青森・弘前が19日まででとなっていて、藤崎・田舎館など4つの町と村の終了時期は未定となっています。