2022年の大雨による影響などで、2シーズン連続で営業を休止している青森県野辺地町の「まかど温泉スキー場」について、運営する十和田観光電鉄が町に対して今後、運営する考えがないことを示したことがわかりました。
「まかど温泉スキー場」は、2022年8月の大雨でリフトの支柱2基が倒れるなどして、その後、休業が続いています。
町によりますと、2022年1月ごろからスキー場を運営する十和田観光電鉄と協議を進め、財政支援案を示すなど、再開の道を模索していました。
しかし、1月になって十和田観光電鉄から町に対し「年配の従業員などが退職を迎えていき、運営に関わる人材確保が見通せない中で町に財政支援などで迷惑をかけられない」と復旧や運営をする考えがないことが示されたということです。
このため町では、事業の引き継ぎ先などについて検討を続けるとしています。












