大手住宅メーカーの積水ハウスは、アメリカの住宅メーカーをおよそ49億ドル=およそ7200億円で買収すると発表しました。

積水ハウス 仲井嘉浩 社長
「当社の中計(中期経営計画)、そしてグローバルビジョンの達成に大きく貢献する非常に重要なディールです」

積水ハウスが買収するのは、アメリカの住宅メーカー「M.D.C.ホールディングス」です。積水ハウスはおよそ49億ドル=およそ7200億円を投じて、全ての株式を取得する方針で、今回の買収によって、積水ハウスグループは住宅の引き渡し戸数ベースで全米5位になるとしています。

人口減少で日本の住宅市場が縮小する中、積水ハウスとしては今後も成長が見込まれるアメリカ市場で事業を強化したい考えです。