5日朝、福島県内各地の市場では、新春恒例の「初競り」が行われました。

福島市の公設地方卸売市場では、全国各地でとれた水産物の競りが行われました。目玉は、宮城や千葉で水揚げされたメバチマグロ。例年より質は良いものの、年末に多く取り引きされた影響で需要が減り、去年の初競りより2割ほど安い最高値およそ14万円での取り引きとなりました。

福島丸公水産物部・菅野真裕さん「本当であれば石川や日本海筋の商品もこれから出てくると思うけど、地震があったので協力できる部分は協力していきたい」

一方、青果部門では旬のあんぽ柿などを乗せた豪華な宝船が登場し、今年もご祝儀相場の20万円で競り落とされました。