■第77回全日本総合バドミントン選手権(27日、調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

男子シングルス2回戦に登場した元世界ランク1位の桃田賢斗(29、NTT東日本)は、川本拓真(20、BIPROGY)を2-0(21-7、21‐13)で破り、準々決勝に進出した。

連覇を目指す桃田は同じサウスポーの川本と対戦。第1ゲーム、桃田は出だしから6連続ポイントでリードすると、さらに中盤に9連続得点。21‐7で先取すると第2ゲームも代名詞の「ヘアピン」やスマッシュなどで主導権を握り、21‐13でストレート勝ち。34分で準々決勝進出を決めた。

次戦はチームメイトの田中湧士(24)との対戦が決まり、「本当にチームの練習の中でも、勝ったり負けたりの選手で、本当にどっちが勝つかわからないギリギリの戦いになると思うんですけど、とりあえず自分の全てを出し切れたらいいなと思います」と意気込んだ。

女子シングルス2回戦では、リオ五輪の銅メダリスト・奥原希望(28、太陽ホールディングス)が香山未帆(25、BIPROGY)を、2-0(21‐12、21‐10)で退け、準々決勝に駒を進めた。