■第68回有馬記念・G1(24日、中山競馬場、芝2500m)

有馬記念が開催され、武豊騎乗の2番人気・ドウデュース(牡4・栗東・友道康夫)が大混戦を制した。2022年のダービー以来、G1レース3勝目。武豊騎手は2017年のキタサンブラックでの勝利以来、有馬記念最多タイの4勝目となった。

ドウデュースは3枠5番。序盤は大外枠が不利と言われる有馬記念で、8枠16番のスターズオンアースが好スタートを切ると、最初のコーナーを2番手で最初の正面スタンドの前を通過。ラストランのタイトルホルダーが先行する中、残り1000mで内側のコースをとると大外から追い込んできたドウデュースが追い上げ、大混戦を制した。

クリスマスイブ開催となった今年の有馬記念。2000年以降は3度あり、2000年のテイエムオペラオー、2006年のディープインパクト、2017年のキタサンブラックと名だたる名馬が制している。昨年の有馬を制し、11月末に電撃引退となったイクイノックスと、3冠牝馬のリバティアイランドも出走せず、混戦が予想された。

レース後、「豊コール」が響き渡り、武豊は「競馬は楽しい、メリークリスマス」と4度目の有馬制覇を喜んだ。

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