自動車メーカーの「ダイハツ工業」が、車の安全性を確認する試験で不正を行っていた問題で、県内の販売店にもドライバーから問い合わせが相次いでいます。店側には、1つの車種を除いて安全性に問題はないとして、出荷済みの車は販売を続けるよう通達があったということです。

国土交通省は21日朝から大阪府池田市にあるダイハツ本社で立ち入り検査を始めました。ダイハツ工業を巡っては、自動車の安全性を確認するための衝突試験を正しく行わず、不正なデーターを用いて国の認証を取得していたことがあきらかになっています。

第三者委員会による調査では新たに174件の不正が判明し、ダイハツは国内外で生産中の全ての車種で出荷を停止しています。これを受け、青森県内のユーザーからも不安の声が上がっています。

ダイハツ車のユーザー
「自分でいま乗っている車が事故にあった時に安全なのかが不安はあります。ダイハツの車が好きで乗っていたので裏切られたような感じ」

「何か直すものがあるんだったらちゃんと対応してもらえればそれでいいかなと」

「乗っていて何かあってからじゃ遅いじゃないですか。その点はすごく不安になる」

ダイハツ工業は、自社の調査でキャスト1車種が法で定められている基準を満たしていない可能性があるとしたうえで、その他の車については店側にある出荷済みのものは販売を続けるようにと通達しているということです。

帝国データバンクによりますと、県内にはダイハツ工業の販売店を始め関連会社は17あり、このうち一部の店では21日朝から問い合わせが相次いでいますが、丁寧に説明しながら販売を継続するとしています。