降り積もった雪の下で甘さが増すブランドニンジン「ふかうら雪人参」に異変です。種まきをした時の夏場の高温障害などで発芽せず、今シーズンの収穫量は過去最低になる見込みです。

白神山地の麓で日本海を望む深浦町艫作地区です。艫作興農組合は「ふかうら雪人参」を栽培しています。

組合では2023年、6月下旬から8月上旬にかけて種をまきましたが、7月下旬以降に播種したものは夏場の高温に加え雨が少なかったことから発芽できませんでした。

艫作興農組合 新岡重光代表理事
「猛暑で種まきをしたが種が乾燥してスプレイヤーで水をまいたがあまりの高温で蒸発していまいいろいろやってみたが半分が発芽不良になった」

例年であれば収穫量は約640トンですが、今シーズンの予想収穫量は約375トンで2002年に栽培を始めてから最低になる見込みです。収穫量の減少は市場価格に影響を与えることから2023年は販売価格を組合自らが設定し県内向けは前のシーズンと同じ1キロ200円。県外向けは1キロ300円にするとしています。

艫作興農組合 新岡重光代表理事
「多少コストがかかっても来年からは様々な方法を挑戦したい。今まで考えられなかったことが青森県にも来たぞという感じです」

組合は近年、気候変動が激しいことから高温に強い品種や栽培方法を検討したいとしています。