ソフトバンクは19日、公式サイトで、西武から国内フリーエージェント権を行使していた山川穂高内野手(32)の入団を正式に発表した。背番号は「25」。
山川は2013年ドラフト2位で西武に入団。プロ入りから10年間で通算218本塁打、3度の本塁打王を獲得している。今シーズンは、知人女性に対する強制性交の疑いで5月に書類送検され、8月に嫌疑不十分による不起訴処分が決定。球団が9月に公式戦無期限出場停止の処分を発表し、17試合の出場で打率.254、0本塁打、5打点に終わっていた。西武は宣言残留も認めていたが10年間過ごしたチームを離れ、新天地にソフトバンクを選んだ。
今季は3位に終わり3年連続優勝を逃したソフトバンク。右の長距離砲の獲得で、来季は小久保裕紀新監督(52)のもと4年ぶりの優勝を狙う。
■山川穂高(やまかわ・ほたか)
1991年11月23日生まれ 沖縄県出身。中部商業~富士大。右投右打。13年ドラフト2位で西武入団。14年6月21日のDeNA戦でプロ初打席で本塁打。18年は開幕から4番に座り47本塁打で本塁打王、ベストナイン、MVPに輝く。翌年も4番で2年連続リーグ優勝に貢献、43本塁打で2年連続の本塁打王、ベストナイン。通算成績は786試合に出場し、打率.256、575打点、218本塁打。今年3月のWBCでは侍ジャパンとして世界一に貢献した。














