岡山県の重要無形民俗文化財に指定されている「宮内(みやうち)踊り」の保存会が、国の「地域文化功労者表彰」を受賞したことから、その報告会がきょう(16日)岡山市で開かれました。

江戸時代後期から吉備津地域で受け継がれてきた「宮内踊り」です。報告会は、11月に宮内踊り保存会が地域に伝わる文化財の保護に尽力しているとして、国の「地域文化功労者表彰」を受賞した記念に行われたものです。吉備津神社の本殿の前で、保存会の会員約30人が宮内踊りを披露し、伝統継承への思いを新たにしました。

(宮内踊り保存会 赤木京子会長)
「子どもたちや若いお母さんにも機会があれば「宮内踊り」を習ってほしい」

保存会は、地元の小学校での授業などを通じ、子どもたちに宮内踊りの歴史や魅力を伝えていきたいとしています。