■SBCドリームテニスツアー・Tour Final Round 予選リーグ(16日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)

テニスの国内賞金大会SBCドリームテニスツアー・ファイナルラウンドの予選リーグが始まった。優勝賞金1000万円という破格のツアー大会に日本のトップ選手が多数参戦。日本ランキング1位の西岡良仁(28、ミキハウス)が同ランク38位の小倉孝介(27、フリー)を2-0で下し、予選リーグ2連勝とした。決勝トーナメント進出を決めたがその後、左肩の負傷で棄権を発表した。

試合はシングルスのみの、ショートセットで行われる。1グループ4名、4グループによるラウンドロビンで、各グループ上位2名、男女各8名が決勝トーナメントに進出する。

日本ランキング1位の西岡、前日のレセプションパーティーで左肩を痛めていると告白し、不安の中、挑んだ第1試合は勝利。つづく2試合目でテニス界で有名なユーチューバー小倉との対戦となった。ちなみにフォロワー数は現在1万7000人。

西岡は第1セットを4ゲーム連取であっさり奪うと、第2ゲームも2ゲームを連取。このまま勝利かと思われたが、小倉に粘られこの試合、初めて1ゲームを失う。それでも実力の差を見せつけ4‐0、4-2のストレート勝ち。この時点で2勝し、予選リーグ突破を決めたが、痛めていた左肩が思わしくなく、この後の試合の棄権を発表した。