■SBCドリームテニスツアー・Tour Final Round 予選リーグ(16日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)
テニスの国内賞金大会SBCドリームテニスツアー・ファイナルラウンドの予選リーグが始まった。優勝賞金1000万円という破格のツアー大会に日本のトップ選手が多数参戦。予選リーグで早くも新旧の全日本チャンピオンが対決した。昨年全日本選手権で優勝した今井慎太郎(30、イカイ)が今年の全日本を制した徳田廉大(25、イカイ)を2-0で破り、初戦を快勝した。
シングルスのみ、ショートセットで行われる。1グループ4名、4グループによるラウンドロビンで行われ、各グループ上位2名、男女各8名が決勝トーナメントに進出。
予選リーグの注目カードとなった今年、全日本選手権を制した徳田と昨年王者の今井。第1セットは2ゲームを今井が連取するも、徳田も食らいつき2-2とした。同じ所属とあってお互いをプレーをよく知っている2人。白熱するラリーに観客から拍手も。今井が2ゲームを連取して第1セットを先制した。第2セットは徳田が第1ゲームを奪うも今井が4ゲームを連取し初戦を快勝した。
今井は昨年のファーストラウンドで優勝以降、怪我で出場機会がなかったが、久しぶりの出場に意欲を見せていた。試合後には「(初戦としては)いい感触」と話し、「次、15分後なんで」と足早にコートを去った。この日、予選リーグ全てが行われるため全選手は1日で3試合をこなさなくてはならない。
※写真は今井選手














