■SBCドリームテニスツアー・Tour Final Round

16日に開幕するテニスの国内賞金大会“SBCドリームテニスツアー2023”ファイナルラウンド。今大会、全コートの試合の様子がYouTubeで配信され、7月のファーストラウンドで準優勝の羽澤慎治選手(24、JCRファーマ)と昨年のファイナル準優勝の荒川晴菜選手(24、SBCメディカルグループ)の現役選手が解説を務める。

羽澤選手は「怪我の影響で出場は出来ないんですけど、ありがたいことに声をかけて頂いて。コメンタリーは初めてなんですけども楽しみながら観客のひとりのような気持ちで楽しんでやりたいと思います」とし、注目してる選手に清水悠太選手(24、三菱電機)をあげた。清水選手は2022年のファイナルラウンド覇者で初代王者。「今年も1000万円を獲得してほしいです」。ご馳走してもらったのかたずねると「彼、財布の紐がかたいので(笑)そこはきっちりしてますね」。使い道については「家族に買ってあげてたみたいです。賞金はかかってるんですけど、とにかく楽しんで力を出し切ってほしいなと思います」と話した。

また昨年のファイナルラウンドで準優勝の荒川選手は「いつもはプレーヤーとして参加ですけど、今回は外側から盛り上げる形となるので、まずはしっかり一試合、一試合、良さとか見どころを伝えられるように外側から盛り上げたいと思います」と気合が入る。注目の選手には「推しというか注目してほしい選手伊藤あおい選手(19、SBCメディカルグループ)。巧みなプレーだったり、あっと驚かすプレーを見ていただきたいです。男子は菊地裕太選手(24、トップラン)が同じ年なんですけど、アメリカに留学して練習してレベルアップしてると思うので見るのがとても楽しみです」と出場選手で最年少19歳の伊藤選手と高校時代にインターハイで3冠を達成した菊地選手の2人の推しメンの名をあげた。

16日(土)に予選リーグ、17日(日)に決勝トーナメントが行われる。シングルスのみでショートセットという試合方式で、各グループ上位2名、男女各8名が決勝トーナメントに進出。※写真は左から羽澤選手、荒川選手