年末年始の新幹線などの予約数が発表され、新型コロナ感染拡大前の水準を超えたことがわかりました。
JRグループによりますと、今月28日から来月4日までの年末年始の期間、新幹線や在来線の指定席の予約数はきのう時点であわせて350万席で、前年度の年末年始と比べ、およそ1.5倍になったと発表しました。
コロナ前の2018年度と比較するとおよそ1.1倍で、コロナ前の水準を上回りました。
▼下りのピークは今月29日と30日で、東海道新幹線は午前に出発する「のぞみ」を中心にほぼ満席。東北新幹線の「はやぶさ」は終日ほぼ満席だということです。
▼上りのピークは来月3日で、東海道新幹線では2日と3日の午後に東京駅に到着する「のぞみ」と「ひかり」で混雑がみられるということです。
JR東海は「ピーク日をはじめとして一部の時間帯では駅の混雑が予想されるので、日時をずらした利用も検討してほしい」としています。
なお、東海道・山陽新幹線はこの年末年始から「のぞみ」のすべての席が指定席となるため、利用の際には注意が必要です。
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