プロ野球ロッテは7日、都内で今年ドラフト指名した新入団選手の発表会見を行った。ドラフト1位の明治大・上田希由翔(22)、ドラフト2位の富山GRNサンダーバーズ・大谷輝龍(23)ら10人全員が出席した。
真新しいユニホームに身を包み、会場に入ってきた新入団の選手たち。吉井理人監督(58)は「ようこそマリーンズへ。こんな顔してるからみんな怖いかもしれないけど、怖くないので、思う存分暴れてください。チャンスは必ず来ると思うので、みなさん、頑張ってください」と、エールを送った。
ドラフト1位で入団した上田の背番号は「10」に決まった。1年目の目標として「80安打と50打点」を掲げ、「チャンスで得点できるように、そしていい成績を残せるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
チームは今季2位。首位オリックスには15.5ゲーム差をつけられ独走を許した。即戦力の期待がかかる上田は、ロッテのユニホームに袖を通し「夢だったプロ野球選手になることができて、自覚や責任を持ってやろうと強い気持ちがあるので、しっかり準備していいスタートが切れるように頑張りたい」と話し、対戦したい相手に、オリックスから日本ハムに移籍した山﨑福也投手の名前を挙げた。
来季2年目の指揮を執る吉井監督は「みんなユニホームが似合っててカッコいいです。各々しっかり話してくれているので、頼もしい限り。自分の特徴をしっかり出せるように、自分のできることをしっかりとできるようになって、来年2月のキャンプに来てほしい」と、メッセージを送った。
■上田希由翔(うえだ ・きゅうと)
2001年8月12日生まれ、22歳。身長183cm、体重96kg。愛知県出身。右投左打。
愛知産業大学三河高校~明治大学。2023年ドラフト1位でロッテに入団。
高校時代は通算46本塁打。明大では1年秋から4番を務め、通算3割1分2厘、10本塁打、東京六大学リーグ歴代4位の通算74打点を記録。3年春秋、4年春にはベストナインに輝いた。














