ロッテの藤岡裕大内野手(30)が5日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改を行い、3000万円アップの8000万円(推定金額)でサインした。

今季93試合に出場し、打率.277とキャリアハイをマークした藤岡。「今までバッティングに毎年苦労して、あまり良い結果を出せずにいたんで、今年は目標には全然届かないんですけど、それに近づくことができたなっていう思いですし、いい1年だったなと思います」と今季を振り返った。

10月16日に行われたクライマックスファーストステージ第3戦では、延長10回に同点3ランを放った藤岡。「野球人生で一番集中したって言っても過言ではないくらい集中しました」と振り返り、「もっとチームに勝利を呼び込めるだけの、力を来年つけたいなと思います」と意気込んだ。

来年に向けては「長打力が課題」と藤岡。「1軍に出続ける体力、怪我しない体っていうのを求めてやっていく中で、まだまだ打撃で、チームに貢献したいなって思うので、そこをしっかり伸ばせれるようにしたいなと思います」と話した。

さらに、来季から背番号を「4」から「7」へ変更することを発表。背番号7はかつてレオン・リー(1978年〜1982年)、西岡剛(2003年〜2010年)、鈴木大地(2014年〜2019年)まで付けていた番号となる。藤岡は「去年の契約更改のときに、本部長の方から、背番号を来年変えるかっていうのをいただいて、成績残したら、ちょっと考えさせてくださいっていう話をさせてもらった」。「一軍にずっといられたんで、それを機に変更することに決めました」と説明した。