来年1月に実施される台湾の総統選挙について、中国政府は中国に厳しい姿勢を示す与党・民進党の頼清徳候補を批判し、強くけん制しました。
来年1月に実施される台湾の総統選挙では、野党候補の一本化が実現せず、3人の候補が立候補の届け出を行いました。
中国政府で台湾を管轄する国務院台湾弁公室の陳斌華報道官は29日、立候補締め切り後、初めてとなる記者会見を開きました。
この中で、陳報道官はアメリカや日本などと連携して、中国に厳しい姿勢を示している与党・民進党の候補、頼清徳氏について、「外部勢力と結託して独立を求め、挑発することは台湾海峡の緊張と動揺を招き、多くの台湾の同胞の安全と幸福を脅かすだけだ」と批判し、けん制しました。
また、陳報道官は「台湾独立は戦争を意味する」と改めて強調し、「多くの台湾の同胞が台湾独立の危険性を認識し、台湾海峡の平和と安定のために台湾独立に反対するよう希望する」と述べました。
台湾の総統選があと1か月余りに迫る中、現時点で優勢とみられている民進党の頼候補を批判することで、台湾の世論に影響を与える狙いがあるとみられています。
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