インフルエンザについて、福島県内では1医療機関あたりの感染者の数が28人あまりと、前の週より増加しました。県南や郡山市などでは警報レベルの流行となっていて、県が注意を呼びかけています。

県によりますと、11月19日までの1週間に県内82の医療機関で確認されたインフルエンザの感染者は1医療機関あたり28.35人で前の週より7.36人増えました。

地域別では、県南が39.29人と最も多く、次いで郡山市が38.69人、県北が32.44人、会津が32.30人といずれも「警報レベル」の30人を超えています。

また、インフルエンザによる学級閉鎖や休校も相次いでいます。県内では19日までの1週間で、幼稚園や小・中学校、高校で1校が臨時休校。65校が学年や学級閉鎖となっていて、県が感染対策の徹底を呼びかけています。