中国政府公認のカトリック教会のトップが14日、香港のカトリック教会を訪問しました。1997年の香港返還後、中国本土の司教が香港を訪れるのは初めてです。

ロイター通信などによりますと、14日に香港のカトリック教会を訪問したのは「中国カトリック愛国会」の主席で、北京教区の司教を務める李山氏です。

香港のカトリック教会のトップである周守仁司教が4月に北京を訪問した際、李氏に香港への訪問を求めていました。中国政府が公認する中国本土のカトリック教会の司教が香港を訪れたのは、1997年の香港返還後、今回が初めてのことだということです。

バチカンと中国の間には国交がなく、中国での司教任命権をめぐって、対立が続いています。一方、香港のカトリック教会の司教はバチカンが任命しているため、バチカンと中国の関係改善に向けた動きの一環とみられています。