アメリカ海軍は、ミサイル駆逐艦がカナダ海軍とともに台湾海峡を通過したと発表しました。台湾に対する軍事的圧力を強める中国をけん制する狙いがあるものとみられます。

アメリカ海軍第7艦隊は、ミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」が1日、カナダ海軍のフリーゲート艦「オタワ」とともに台湾海峡を通過したと発表しました。

今回の行動についてアメリカ海軍は「国際法に基づいており、自由で開かれたインド太平洋に対する米国と同盟国の関与を示すものだ」としています。

これに対し、中国軍で台湾を管轄する東部戦区は「全過程を追跡、監視し、法に基づいて対処した」とするコメントを発表。「常に高い警戒態勢を維持し、国家主権と地域の平和、安定を断固として守る」と反発しています。

台湾国防部の発表によりますと、昨日に続ききょう午前にも中国軍機のべ13機が台湾周辺で飛行、うち5機が事実上の停戦ラインである「中間線」を越えて侵入したほか、軍艦8隻も周囲を航行するなど活動を活発化しています。

アメリカ海軍の動きは、こうした中国軍の活動をけん制する狙いもあるものとみられます。