世界で急速に開発が進むAI=人工知能の安全性とリスク管理ついて話し合う初の国際会議が1日、イギリスで始まりました。
記者
「スナク首相の肝いりで開催されたAIサミット。イギリスが『コンピューター科学発祥地の一つ』と位置付けるこちらの場所で行われています」
会場となったのは、第二次世界大戦中にイギリス政府がナチス・ドイツの暗号を解読する拠点としていたロンドン郊外にある「ブレッチリー・パーク」です。
「AI安全サミット」は28か国の政府代表のほか、アメリカのイーロン・マスク氏や対話型AI「ChatGPT」を開発した企業のトップらを招いて、2日間にわたりAIのリスク管理に特化した議論が交わされます。
サミット初日は、AIの安全対策やリスク管理について世界28か国が協力して取り組むことを目的とした「ブレッチリー宣言」が発表され、今後も韓国やフランスでサミットを開催することが決まりました。
日本からは岸田総理が2日目の会合にオンラインで参加する予定です。
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